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生活習慣の欧米化に伴い日本では大腸直腸癌の罹患率、死亡率が増加してきました。現在大腸直腸癌の罹患率は男性では胃癌に次いで2位、女性では第1位で、将来的にはどちらも第1位になることが推測されています。また死亡数は実に3万8千人余に達しています。これは男性では肺癌、胃癌、肝癌についで第4位、女性では第1位です。
当クリニックではこうした現状を踏まえ、便潜血検査(便中に血液成分が含まれているかを調べる検査)・及び大腸内視鏡検査を適宜お勧めしております。年1回の検診を行なうことで大腸癌死亡を60~70%減少できる可能性があると言われています。
そして便潜血検査ですが、注意していただきたい事が有ります。便鮮血検査の感度の問題です。この方法は安価で簡便に施行できる大変優れた方法ですが、進行癌で80~90%、早期癌では50%程度の感度です。便鮮血検査で問題のない方でも大腸癌の方がおられるのが現状です。下血を認める方(若年では癌ではなくても炎症性腸疾患(腸に潰瘍ができる)を発症することがあり治療を要します)、痔のある方はもちろんのこと、大腸癌の増加する40歳代以降、中でも発癌の危険因子である肉食嗜好、アルコール多飲、喫煙、がん家系、以前ポリープを指摘された等心当たりのある方は一度精密検査、特に95%以上の感度がある(見落としが5%以下)大腸内視鏡検査を受けてみてはいかがでしょうか。
当クリニックでは大腸内視鏡検査も楽に受けられるよう工夫を凝らしています。
特徴は、前処置(下剤の飲み方)の工夫-以前よりこの検査は前処置が辛かったと言われることが多かったため。
挿入法の工夫-無送気で腸を伸ばさずに挿入するようにしています。空気を入れて挿入すると腸が張り、痛みの原因となるため。この方法は限られた医師しか行うことができません。
鎮静剤・鎮痛薬をごく少量使用しますが、あくまでも緊張を取る程度の量です。
これらにより、苦痛の少ない検査が可能となっています。
また仮に深部挿入が困難な場合は注腸検査を行うこともできます。
ポリープ切除も随時行っています。

肛門より盲腸または終末回腸まで内視鏡を挿入し観察します
早期がん
感染性腸炎大腸憩室症
大腸ポリープ
大腸ポリープ

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